上泉獅子舞

臨江閣別館改修記念奉納~前橋の獅子舞競演~(1)

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前橋市の指定重要文化財である臨江閣別館の大広間において、平成28年2月28日に開催されました。上泉の獅子舞は、野良犬獅子舞(清野町野良犬獅子舞保存会)の次に奉納しました。当日は会場いっぱいの観覧者で盛大に開催されました。

臨江閣別館改修記念奉納~前橋の獅子舞競演~(2)

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鹿島神宮奉納記念石碑の建立及び除幕式(1)

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平成26年11月23日に上泉獅子舞が鹿島神宮内で奉納し、上泉自治会及び上泉獅子舞保存会等の関係者が一同に鹿島神宮を参詣したことを記念して、上泉町内の諏訪神社に石碑を建立しました。(平成28年1月24日)

鹿島神宮奉納記念石碑の建立及び除幕式(2)

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上泉獅子舞

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 上泉の獅子舞は、遠く承和年間(9世紀前後)に始まるとされ、毎年10月17日(近年では、その近くの日曜日)に諏訪神社の祭りの時に奉納されています。現在使われている獅子頭・笛等は、戦国時代末期、上泉に城を構えた剣聖人上泉伊勢守が奉納したものといわれています。

 五穀豊穣と町内の平和と繁栄の願いをこめて、神事として古式に則り行われます。 

 この舞の特徴は、非常にテンポのゆったりとした優雅な舞であり、舞いかたは足をけかえす「ヘンテの法」であり、かえりげりをする歌舞伎の手法を取り入れています。つまり、足裁きに要素を持ち、悪魔を大地に踏み込む優雅な舞いかたをし、平安朝の雅やかさを思わせます。

 群馬県内に現存する獅子舞は数多くありますが、その源流のいずれにも属さないとされる上泉の獅子舞は、前橋の民俗芸能の中でも特に価値あるものと考えております。

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